いきてみた

「来年は無理でしょう。」との余命宣告を受けてから、2年が経ちました。がんと付き合いながらのゆるい日常を描いています。

がんの性質は自分の性質?

がんになって、ネットで色々な人のブログを読んでいた時。

あまりに多様ながんの性質にびっくりしました。


・ある人は、結構長く放置していても大して変わらない。


・ある人は、短期間で大きくなったり転移したり。


・ある人は、見た目は変わらないけど痛みが強く。


・ある人 は、見た目は変わったけど痛みはほとんどない。


これは、ステージや年齢、がんの出来た場所に関係なく、本当に「人それぞれ」でした。


ふと、「じゃあ、私のがんはどんな性質だろう?」

という疑問が湧いてきました。


以下、私の中にいるがんの性質を書き出してみました。

(冷えなどがん共通の性質も含まれています)


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・攻撃的ではない(大きさの割に進行がゆっくり)


・しつこい(当たり前だけどずっとそこに居続ける)


・溜め込みやすい(東洋医学で見てもらうと悪い水が溜まっていると毎回言われる)


・陰性(体温は36.5度以上あるけどがんのあるお腹だけ冷たい)


・影響受けやすい(疲れ、PM2.5、寝不足はてき面に体調が悪くなる)


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・・・あれ?


これって私の性質と一緒では?!


・攻撃的ではない←人生で攻撃的と言われたことは一度もなく平和なゆっくりタイプ。


・しつこい←出さないけど過去のことはしっかり覚えている(笑)


・溜め込みやすい←人に感情を出すことが苦手なので知らない内に溜まっている。


・陰性←努力して大分変えたけど元々は根暗。


・影響受けやすい←本や誰かの言動で感銘を受けるとその事柄にのめり込む。


ーーー


書き出してみると、がんの性質は私の性質と同じでした。(^^;


どうしてこういう性質のがんになったのか。


よく、食生活や運動不足などの生活習慣が理由と言われていますが、暴飲暴食して80過ぎまで元気なおじいちゃんが身近にいるし、健康的な食生活と定期的な運動をしていてがんになった知人もいます。


もちろん、生活習慣も大事かもしれませんが、もしかしたらがんになったのは、自分でこの性質のがんになるに相応しい考え方や生き方をしていた。

そんな一面もあるかもしれません。


ちなみに「性格がいい・悪い」とは全く別物。

暴飲暴食80過ぎの元気なおじいちゃん、わがままで意地悪です(笑)


がんになるに相応しい性質を持っていたと仮定すると、「がんの性質と逆のことをあえて意識してやってみる。」というのも面白いかも。


例えば私の場合であれば、


・攻撃的でない→いやなことをいやと言う


・しつこい→あっさり、楽観的に


・溜め込みやすい→感情も言葉も出し惜しみせず伸び伸びと出し切る


・陰性→陽性になる、日々明るく楽天的に生きる


・影響受けやすい→周りの言動はほっとく


上記を意識して生活してみます。


実験して気付いたことがあれば、またブログでご報告しますね。