いきてみた

「来年は無理でしょう。」との余命宣告を受けてから、2年が経ちました。がんと付き合いながらのゆるい日常を描いています。

模索期の終わり

模索とは、手さぐりでさがすこと。あれこれとさがしもとめること。


告知されて病院に行かない選択をした後、まさにこの状態でした。


前回書いた

模索期の迷走

https://ikitemita.muragon.com/entry/12.html


で、携帯片手に検索がやめられなかったと書きましたが、あの後も、色々手を出しました。


詳しく調べてみたり、実際にやってみたり。


玄米菜食

酵素

断食

ノニ

糖質オフ

気功

AWG

整体

漢方

温熱

メタトロン

精神論

フルーツのみ

サプリ

プロポリス

腸内環境

太陽

生姜紅茶

アーシング

還元ボトル

歩く

筋トレ


…などなど


こうやって書いてみると、ほんと、健康法って真逆が溢れてる(笑)


健康な人や、初期の人、腫瘍のかたまりだけは手術で取った人には効きそうかも?


と、思えるものはいくつかありました。


また、標準治療も含めて、すごく自分の体質やがんのタイプにピタっと合うものと出会えて治ってしまう人もいるのでしょうね。


模索期に散々調べた結果、


「何やったって、 (やらなくても)生きてる人は生きてるし、死んでる人は死んでる。」


という、当たり前の結論に行き着きました。


標準治療を受けて10年後にピンピンしている人もいたし、初期だったのに、標準治療を受けて障害を抱えたり、亡くなってしまった方もいた。


玄米菜食や糖質オフなどの食事療法も全く同じ。

助かった人もいれば、助からない人もいる。



自分が生きる命は決まってて、それは、何を選んでも変わらないんじゃないかなぁ。


究極的には、がん完治の帰りに交通事故にあって呆気なく死ぬかもしれないし。


という、捻くれた性格が顔を出し、私の模索期は終わりを告げました。